common diseaseよくある耳科疾患について
パターン脱毛症ってどんな病気?
Treatment for ear disease
若い頃から発症し、徐々に進行していく痒みのない左右対称の脱毛症です。耳介、首〜胸〜腹部、太ももの裏側の3箇所に出やすいですが、耳介が最も好発する部位として知られています。 パターン脱毛症には好発犬種があり、国内ではミニチュアダックスフンド、イタリアン・グレイ・ハウンド、ミニチュア・ピンシャー、フレンチ・ブルドッグ、ボストン・テリア、チワワなどが挙げられます。

パターン脱毛症の原因
パターン脱毛症の原因はまだ特定されていません。好発する犬種がある程度固定しており、若齢から発症するため、遺伝的な要因の関与が疑われています。

パターン脱毛症の検査方法
犬種、発症年齢、脱毛のパターンからある程度予測が可能です。診断をより進める場合には皮膚病理検査を行います。

パターン脱毛症の治療方法
パターン脱毛症の治療は一般的な脱毛症の治療に準じます。ホルモン剤を使用することで発毛した報告があります。
症例紹介
Case study